2025年、照明の概念が変わるかも。

複数の照明を一台で

人々の暮らしの中で欠かすことのできない照明、青色LEDの発明により、身の回りの照明が一気にLEDへと変わってしましました。
消費電力が小さいこともあって、以前よりも照明機器の台数が増えてしまっているようにも思えます。台数が増えてしまえば、地球環境保護や経済的な面からも本末転倒となってしまいます。お店のディスプレイをみても、たくさんの照明が商品を照らし出している様子が見て取れます。

そこでパナソニックと日亜化学工業が共同開発したのが、たった1台で複数の対象物を照らすことができる次世代照明。明るさは1000ルーメン程度。ユーザーはスマホやタブレットのアプリを使い、簡単に光の演出をコントロールできます。

© Panasonic Holdings Corporation

光源は、日亜化学の開発したμPLSで、16,384個の微細なLEDが実装されています。その一つ一つをパナソニックの照明制御技術で高速に制御し、個々のLEDの光を照射面に投影することで、これまでにない様々な光のデザインが可能となります。

このマイクロLEDを活用した次世代照明器具を使用すれば、店舗の売り場では、動的な光による多彩な商品演出や、改装時の照射変更を簡単に行うことができます。また、ホテルなどでは、あかりとサインを兼ね備えた照明で宿泊客を客室に案内するなど、今後さまざまな用途での活用が期待できます。

光の形状・個数を自由に変えることができ、照明デザイン・空間デザインの可能性が拡大

© Panasonic Holdings Corporation

たった1台の機材というところに驚いてしまします。
この効果を手元のスマホやタブレットで簡単に設定できてしまいます。

© Panasonic Holdings Corporation

 

照明の可能性を大きく広げるマイクロLED技術。公共施設や店舗照明で活躍しそうです。

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